中1理科
5分で解ける!植物の呼吸と光合成の関係に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
呼吸だけが行われていると、石灰水が白くにごる
まずは図を確認してみましょう。
3つの袋に、それぞれ一本ずつストローがささっていますね。
このうち、Aの袋は明るいところ、BとCの袋は暗いところに置いてあります。
さらに3つの袋の中の気体を石灰水に通したところ、どれか1つだけが白くにごったそうです。
それでは順番に問題を見ていきましょう。
(1)は、石灰水が白くにごったのは、A、B、Cのどの場合かという問題です。
まず、石灰水は何と反応して白くにごるのでしょうか。
それは二酸化炭素でしたね。
つまり、 二酸化炭素が多くふくまれる袋を探せばよい のです。
それでは3つの袋に注目していきましょう。
AとBの袋には植物が入っていますね。
植物はいつでも呼吸をしています。
つまり、 酸素を吸って、二酸化炭素をはき出している のですね。
すると、袋の中には二酸化炭素が増えていきます。
Cには植物が入っていないので、二酸化炭素は増えませんね。
次にAとBを比べましょう。
Aには光が当たっていて、Bには当たっていませんね。
植物に光が当たると光合成が行われました 。
つまり、二酸化炭素を吸って、酸素をはき出すのですね。
すると、二酸化炭素が減っていきます。
つまり、 白くにごるのは、「呼吸だけが行われているB 」です。
石灰水に二酸化炭素を通すと白くにごる
(2)は、石灰水が白くにごる原因となった気体を答える問題ですね。
石灰水は二酸化炭素と反応して、白くにごる んでした。
この性質は、生物の授業だけでなく、他の理科の授業でもでてきます。
(3)は、二酸化炭素が増える原因となった植物のはたらきを答える問題です。
私たち動物は 酸素を吸って、二酸化炭素をはき出していました ね。
このはたらきは植物も同じでした。
このはたらきを 呼吸 といいました。
呼吸と光合成の関係を確認する実験についての練習問題です。