中1理科
5分でわかる!茎のつくり
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この動画の要点まとめ
ポイント
茎のつくり
これでわかる!
ポイントの解説授業
水を運ぶ道管、養分を運ぶ師管
植物の茎には2つの役割があります。
茎の1つ目の役割は、植物を支えること です。
植物の光合成には、光が必要でした。
葉に光が当たるように、支える必要があるのですね。
茎のもう1つの役割は、ものを運ぶこと です。
茎のつくりについて、詳しく見ていきましょう。
まずは、次の図を見てください。
図は茎の切り口を示したものです。
左右には、2種類の茎がありますね。
どちらの茎にも円状のつくりがたくさんあります。
これは、ものが通るための管なのです。
その中でも、内側の管のことを 道管 といいます。
道管は 水を運ぶ ための管です。
それに対して、外側の管のことを 師管 といいます。
師管は 養分を運ぶ ための管です。
さらに、 道管と師管を合わせて維管束 といいます。
道管の覚え方は「うちの水道管」
次に、茎の切り口のちがいに注目してみましょう。
左の図のような茎をもつ植物を 双子葉類 といいます。
子葉とは、芽が出るときに最初に出てくる葉のことでした。
双子葉とは、子葉が2枚という意味でしたね。
それに対して、右の図のような茎をもつ植物を 単子葉類 といいます。
単子葉とは、子葉は1枚だけという意味でしたね。
先ほど、内側にあるのが道管、外側にあるのが師管と紹介しましたが、これには覚え方があります。
「うちの水道管」 という言葉です。
これは、「水が通るのが内にある道管」という意味です。
それに対して、「養分が通るのが外にある師管」となります。
植物の茎のつくりを覚えましょう。
今回のテーマは、植物の「茎」です。