高校古文
5分で解ける!歴史的かなづかいの読み方に関する問題
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練習の解説授業
「歴史的かなづかい」の読み方の原則
(ア)いふ(言ふ)
「ふ」は「う」と読む。
だから「いふ」は「いう」になるよ。
(イ)にほひ(匂い)
ハ行はワ行で読む原則を思い出そう。
「にほひ」は「におい」になるね。
(ウ)ゐなか(田舎)
「ゐ」は「い」と読む。
だから、「ゐなか」は「いなか」だよ。
(エ)ゑふ(酔ふ)
「ゑ」は「え」と読む。
さらに「ふ」は「う」と読むから、「ゑふ」は「えう」になるね。
書く場合には「えう」が答えでもいいんだけど、母音が重なる場合の読みとして「eu」は「yō」になるんだったね。
だから「よう」も正解になるよ。
(オ)をぎ(萩)
「を」は「お」と読む。
「をぎ」は「おぎ」となるね。
(カ)あふぎ(扇)
まず「ふ」が「う」になるので「あふぎ」は「あうぎ」になる。
さらに「au」は「ō」と読むので、答えは「おうぎ」。
(キ)おふ(追ふ)
「ふ」が「う」になり、「ou」が出てくるね。
「ou」の発音は「ō」だけど、書く時は「おう」だね。
(ク)てうづ(手水)
「てうづ」をローマ字で書くと「teuzu」。
「eu」が「yō」になるので「tyōzu」。
これをひらがなになおすと「ちょうず」。
「づ」は現代仮名づかいで「ず」になるよ。
練習2。「歴史的かなづかい」の読み方を「現代かなづかい」で書こう。