高校古文
5分でわかる!形容詞・形容動詞の語幹の用法①
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この動画の要点まとめ
ポイント
形容詞・形容動詞の語幹の用法①
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「形容詞・形容動詞の語幹の用法」。現代文で「あつい」を「あつっ」、「やばい」を「やばっ」と言うと、より感情が伝わるよね。これは古文でも同じなんだ。「あつし」を「あつ」、「すべなし」を「すべな」と語幹で表した方が感動がこもる。語幹の用法はいろいろあるから、今回から3回にわたってみていこう。
感動・驚きなどの「あな~や」
まずは語幹の用法の形からみていこう。
感動詞「あな」+語幹+間投助詞「や」で「ああ、~だなあ」と、感動がこもった表現になるよ。間投助詞「や」は省略されることもある。具体例をみていこう。
「あな、をさなや。」の「をさな」は形容詞「をさなし」の語幹だよ。訳は「ああ、幼いなあ。」となって、より感動のこもった表現になるんだ。
「あな、きよら。」の「きよら」は形容動詞「きよらかなり」の語幹だよ。訳は「ああ、美しいなあ。」
感動詞「あな」+語幹+間投助詞「や」で「ああ、~だなあ」と、感動がこもった表現になることをおさえよう。
高校古文2章「動詞・形容詞・形容動詞」。今回は「語幹の用法」について学習するよ。