高校古文
5分で解ける!「む・むず」の意味に関する問題
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解説
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練習の解説授業
「む・むず」の意味は推量・意志・適当・勧誘・婉曲・仮定
「む・むず」には意味は推量・意志・適当・勧誘・婉曲・仮定の6つの意味があったね。
見分ける第一のポイントは人称。
一人称は意志、二人称は適当・勧誘・三人称は推量のことが多いよ。
第二のポイントは「む・むず」が連体形のとき。
「む・むず」+体言で婉曲、「む・むず」+助詞で仮定のことが多いよ。
これらのポイントをおさえて問題を解こう。
(1)野のさま、いかにをかしからむ。
「野のさま」は三人称なので、正解は推量。
(2)月の出でたらむ夜。
「夜」は体言で「む+体言」の形になので、正解は婉曲。
(3)(私は)志はせむとす。
主語は一人称なので、正解は意志。
(4)命長くとこそ(あなたは)思ひ念ぜめ。
主語は二人称なので、正解は適当・勧誘。
(5)(愛する子を)法師になしたらむこそ心苦しけれ。
「こそ」は係助詞で「む+助詞」の形なので、正解は仮定。
練習問題2。「む・むず」の意味を答えよう。