高校古文
5分で解ける!「べし」の意味に関する問題
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解説
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練習の解説授業
「べし」の意味は推量・意志・可能・当然・命令・適当・予定
「べし」の意味は推量・意志・可能・当然・命令・適当・予定の7つの意味があったね。
見分ける第1のポイントは主語の人称。
一人称は意志、二人称は命令・適当、三人称は推量のことが多いよ。
第2のポイントは**「べし」+打消**。
「べし」+打消のときは可能のことが多いよ。
これらのポイントをおさえて問題を解こう。
(1)この人々の深き心ざしは、この海にも劣らざるべし。
主語が三人称なので、正解は推量。
(2)財多しとて頼むべからず。
「ず」は打消なので、正解は可能。
(3)なんぢら(このことを)よくよく心得べし。
主語は二人称でお前たちと呼びかけているので、正解は命令。
(4)宮仕へに出し立てば、(私は)死ぬべし。
主語が一人称なので、正解は意志。
(5)家の作りやうは夏をむねとすべし。
主語は二人称で、命令しているわけではないので、正解は適当。
練習問題2。「べし」の意味を答えよう。