高校古文
5分で解ける!「ば」の用法に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
「ば」の用法は順接仮定条件・順接確定条件
接続助詞「ば」には2つの用法があったね。
順接仮定条件の形は「未然形+ば」で訳は「もし~ならば・~たら」
順接確定条件の形は「已然形+ば」で訳は「~ので」もしくは「~と・~ところ」
これらのポイントをおさえて問題をとこう。
(1)(かぐや姫が)いと幼ければ、籠に入れて養ふ。
「幼ければ」は形容詞「幼し」の已然形+「ば」なので、順接確定条件。ここでは、かぐや姫が幼いことが籠に入れて育てる理由なので、正解は「幼いので」
(2)春まで命あらば、(私は)かならず来む。
「あらば」は動詞「あり」の未然形+「ば」なので、順接仮定条件。正解は「あるとしたら」
(3)(空を)仰げば、空に月ぞさやけき。
「仰げば」は動詞「仰ぐ」の已然形+ばなので、順接確定条件。ここでは、空を仰いだことが月がきれいになった原因ではないので、正解は「仰ぐと」
練習問題。現代語訳をしよう。