高校古文
5分で解ける!「が・に・を」の用法に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
「が・に・を」の用法は逆説の確定条件・順接の確定条件・単純接続
接続助詞「が・に・を」の用法は3つあったね。
逆説の確定条件の訳は「~けれども・~のに」、順接の確定条件の訳は「~ので」、単純接続の訳は「~と・~ところ・~だが」
これらのポイントをおさえて問題を解こう。
(1)あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。
「竹を見る」と「筒の中が光る」の関係は逆説でも原因・理由でもないよね。正解は単純接続で訳して「見ると」
(2)昔より多くの白拍子ありしが、かかる舞はいまだ見ず。
「多くの白拍子がいた」と「このような舞は見たことがない」の関係は逆説だね。正解は「いたけれど」
(3)明日は物忌みなるを、門つよく鎖させよ。
「物忌みである」と「門を閉めろ」の関係は原因・理由だね。正解は「であるので」
(4)日暮れかかるに、なほ泊まるべき所遠し。
「日が暮れかかる」と「泊まる宿が遠い」の関係は逆説だね。正解は「暮れかかるけれど」
(5)(桐壷の更衣は)まかでなむとし給ふを、(帝は)暇さらに許させ給はず。
「帰ろう」と「暇を許さない」の関係は逆説だね。正解は「しなさるけれど」
練習問題。現代語訳をしよう。