高校古文
5分でわかる!「して」の意味
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この動画の要点まとめ
ポイント
「して」の意味は手段・方法・使役の対象・動作の共同
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「して」の意味。「して」の意味は「手段・方法」・使役の対象・動作の共同の3つ。詳しくみていこう。
「体言など」+「して」の形で、訳は4つあるんだ。1つ目は手段・方法で「~で・~によって」、2つ目は使役の対象で「~に・~に銘じて・~をして」、3つ目は動作の共同で「~で・~とともに」。
それぞれの訳の例をみていこう。まずは手段・方法からだよ。
例文の「指の血して」は書いた手段を表しているので、訳は「指の血で」だよ。つぎは使役の対象をみていこう。
例文の「御随身して」は命令する対象を表しているので、訳は「御随身に命じて」だよ。最後に動作の共同をみていこう。
例文の「二人して」は二人で動作したことを表しているので、訳は「二人で」だよ。
「して」の意味4つ「手段・方法」・使役の対象・動作の共同をおさえよう。
高校古文4章「助詞」。今回は格助詞「して」について学習するよ。