高校古文
5分で解ける!「より」の意味に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
「より」の意味は起点・通過地点・手段・方法・即時・限定
格助詞「より」の意味は起点・通過地点・「手段・方法」・即時・限定の5つだったね。
起点は「~から」、通過地点は「~を・~を通って」、手段・方法は「~で・~によって」、即時は「~するやいなや・~するとすぐに」、限定は「~以外」。
これらのポイントをおさえて問題を解こう。
(1)ただひとり徒歩よりまうでけり。
参詣した手段を表すので、正解は手段・方法。「徒歩より」は熟語として「徒歩で」と覚えておくといいよ。
(2)京より(土佐に)下りし時。
京はスタート地点を表すので、正解は起点。
(3)木の間より漏りくる月の影。
月の光が木の間を通ることを表すので、正解は通過地点。
(4)(源氏物語を)見るよりほかの事なければ、~。
よりほか+打消の形になっているので、正解は限定。
(5)名を聞くより、やがて面影はおしはかるる心地す。
「名前を聞くとすぐに」ということなので、正解は即時。
練習問題。「より」の意味を答えよう。