「これだけはおさえよう！」のコーナーです。内容・事実の否定を表す「非」について、おさえておくべきポイントを３つ紹介します。

１つ目のポイントは 必ず返り点をつけて読む！ です。

前回学んだ「不」にも同じルールがありました。「非」も自身の下にあるものを否定する漢字なので、返り点をつけなくてはいけません。

ポイントの２つ目は 「非」の直前には送り仮名「ニ」をつけて読む です。「常ニ非ズ」「国民ニ非ズ」といったように、「非」の直前には必ず「ニ」を送り仮名としてつけることを忘れないようにしましょう。

ポイントの３つ目は 「不」との訳の違い です。

「不」は動作や状態を否定し「～ない」と訳します。一方「非」は 内容・事実を否定 し、 「～ではない」 と訳します。この２つを混同しないよう、正しい訳を頭にいれておきましょう！

「非」に関する３つのポイント、つかめたでしょうか？ここで確認したことをもとに、練習問題で理解を深めましょう！