高校漢文６章「疑問・反語・詠嘆」。今回は「さまざまな詠嘆形」について学習します。

前回の授業で 詠嘆 について学びました。今回も詠嘆がテーマです。 よく出る詠嘆表現 を紹介します。

今回は３つの詠嘆形を紹介します。こちらを見てください。

１つ目は 「亦た～ずや」 と読んで 「なんと～ではないか」 と訳します。
２つ目は 「豈に～ずや」 と読んで 「なんと～ではないか」 と訳します。
３つ目は 「何ぞ其れ～なるや」 と読んで 「なんと～であろう」 と訳します。

これらのうち１つ目の表現が登場するキーフレーズを用意しました。こちらを見てください。

最後の四文字　「不亦説乎」 に注目してください。 「亦（ま）た説（よろこ）ばしからずや」 と読んで 「なんと嬉しいことではないか」 という意味になります。

キーフレーズ全体では「学んでその時その時復習するのは、なんと嬉しいことではないか。」という意味です。「説」という字はここでは 「嬉しい」 という意味です。

３つの詠嘆形について、この後のコーナーでさらに詳しく学んでいきましょう。