高校漢文
5分でわかる!これだけは押さえよう!
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この動画の要点まとめ
ポイント
これだけはおさえよう!
これでわかる!
ポイントの解説授業
「雖A、B」「縦A、B」があったら、Aは逆説の条件、Bは結果
「雖千万人」の「千万人」の部分は 逆説の条件 を表します。 「たとえ~でも」 と訳しましょう。そのあとの「吾往」は 結果 を表しています。
「Aといへども、B」の形は、Aが逆説の条件、Bが結果を表します。「たとえAであってもB」または「AであるけれどもB」と訳しましょう。
これをふまえてキーフレーズの文章を訳すと 「たとえ敵が千万人いたとしても、私は行こう。」 となります。「たとえ敵が千万人いたとしても」が逆説の条件、「私は行こう」が結果です。たとえ千万人もの敵がいても、私は恐れずに進もうという決意が示された言葉です。
書き下すとき、「雖」なら「A ト 」、「縦」なら「A トモ 」と送り仮名をつけることにも注意してくださいね。
「これだけはおさえよう!」のコーナーです。逆説を表す表現についてのポイントをお伝えします。