高校生物
5分でわかる!チラコイドでの反応①
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この動画の要点まとめ
ポイント
チラコイドでの反応①
これでわかる!
ポイントの解説授業
今回は、チラコイドでの反応について見ていきましょう。
次の図は、チラコイドのつくりを模式的に表したものです。
図には、チラコイドをおおっている、チラコイド膜があります。
チラコイド膜上に、色の濃い丸い構造体が描かれているのが分かりますか?
これは、光合成色素です。
光合成色素とは、光を吸収することができる色素でしたね。
チラコイドでの1つ目の反応⇒光化学反応
チラコイドでの反応は、3つに分けることができます。
今回は、1つ目の反応を見ていきます。
次の図を見てください。
図では、光合成色素に光が当たっていますね。
光合成色素は、太陽や電球などの光を吸収すると、活性化状態になります。
光合成色素が光を吸収する反応を、光化学反応といいます。
チラコイドでの反応では、これが第一段階です。
光化学反応でできる活性化クロロフィルa
光合成色素には、クロロフィルa、クロロフィルb、カロテン、キサントフィルなどの種類がありました。
これらは別々の物質ですが、活性化されると、すべて活性化クロロフィルaとなります。
そのため、光化学反応が起こると、活性化クロロフィルaができると覚えておきましょう。
光合成の反応は、大きく2つに分けられると紹介しました。
チラコイドでの反応と、ストロマでの反応でしたね。