高校生物
5分で解ける!CAM植物に関する問題
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練習の解説授業
CAM植物の光合成についておさえよう
CAM植物は、夜間にC4回路の反応を行います。
まず、空気中からCO2を取り込み、PEPからオキサロ酢酸を生成します。
そして、オキサロ酢酸から生成された物質を、体内に蓄積しているのです。
その物質は、リンゴ酸です。
CAM植物の例としては、サボテンやアロエがあげられます。
サボテンやアロエは、砂漠などの厳しい環境でも生育が可能な植物です。
CAM植物は、砂漠などの厳しい環境に生育するC4植物の一種です。
植物が光合成を行うときは、空気中の二酸化炭素CO2を取り込むために、葉の気孔を開く必要がありました。
しかし、砂漠のような高温で乾燥している環境では、昼間に気孔を開くと体内の水分が失われてしまいます。
そのため、CAM植物は夜間に気孔を開きます。
CAM植物は、夜間にCO2を取り込み、昼間は気孔を閉じておくのです。