高校生物
5分で解ける!スプライシングに関する問題
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解説
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練習の解説授業
スプライシングについておさえよう
転写されたばかりのmRNAには2種類の配列があります。
エキソンとイントロンです。
そのうち、スプライシングによって必ず除去され、絶対に翻訳されることのない領域は、イントロンです。
ちなみに、エキソンも、スプライシングによって除去される可能性があるので注意しましょう。
問題文の「絶対に」という言葉がポイントです。
エキソンは、スプライシングによって除去される可能性がある領域です。
そのため、1つの前駆mRNAからは多数のmRNAが作られることになります。
このようなスプライシングを、選択的スプライシングといいます。
真核生物は核で転写を行います。
しかし、核で合成されたmRNAは、そのまま核外へ出るわけではありません。
スプライシングという過程を経てから、核外へ出ていきます。
よって、スプライシングが見られる場所は、核です。