高校生物
5分で解ける!遺伝暗号表(コドン表)に関する問題
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コドン表(遺伝暗号表)についておさえよう
ヒトのタンパク質を構成するアミノ酸は、全部で20種類です。
タンパク質を構成するアミノ酸とは、言い換えると、翻訳で使われているアミノ酸ということですね。
タンパク質を構成するアミノ酸は20種類ですが、ヒトの体には他にもアミノ酸が存在するので注意しましょう。
この問題では、アミノ酸に対応しないコドンを問われています。
翻訳においてこれらのコドンがリボソームに読み取られると、リボソームはmRNAから外れ、翻訳が終了します。
このようなコドンを、終止コドンといいました。
よってアミノ酸に対応しないコドンは、UAA、UGA、UAGです。
アミノ酸のうち、1つのコドンしか対応していないものを問われています。
そのようなアミノ酸は、AUGに指定されるメチオニンと、UGGに指定されるトリプトファンです。
コドンは、mRNA上にありアミノ酸を指定する3つの塩基の並びです。
RNAを構成している塩基は4種類ありました。
アデニン、ウラシル、グアニン、シトシンです。
よって、コドンの塩基配列は、4×4×4=64通り存在します。