高校生物
5分で解ける!無性生殖と有性生殖に関する問題
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練習の解説授業
無性生殖と有性生殖についておさえよう
一方、有性生殖は遺伝子の性質が新個体になるたびに変わることが特徴です。
ヒドラは、無性生殖を行う生物です。
ヒドラの体からは小さなヒドラが生えてきます。
そのヒドラがある程度大きくなると、分離して新個体となるのです。
このように、もとの生物から芽が出るようにして生殖する方法を、出芽といいます。
栄養生殖は、3種類ある無性生殖のうちの1つです。
これは、体の栄養器官が分離して新個体となる生殖でした。
栄養生殖を行う生物の例は、サツマイモやジャガイモです。
サツマイモやジャガイモの一部を植えると、やがて新個体になります。
私たちが普段食べているジャガイモは、塊茎という茎の部分です。
一方、普段食べられているサツマイモは、塊根という根の部分です。
ジャガイモやサツマイモは、それぞれの茎や根から栄養生殖によって新個体が生じるということですね。
クローン個体とは、もとの生物と全く同じ遺伝子をもって生まれた個体です。
新個体の遺伝子がもとの生物の遺伝子を変わらない生殖を、無性生殖といいます。
無性生殖によって複数の個体が生じた場合でも、すべて遺伝子の性質は親のものと変わりません。