5分でわかる!上皿てんびんの使い方
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この動画の要点まとめ
ポイント
覚えておくべき5つの重要器具の名称
上皿てんびんは、ものの 質量 をはかりたいときに用いられる器具です。質量がわかっているおもりとつり合うようにして、ものの質量をはかります。
上皿てんびんには、5つ重要な部品があるので覚えておきましょう。
1つ目、 上皿てんびんのものをのせる部分 のことを 皿 といいます。
2つ目、 皿を支えている部分 のことを うで といいます。
3つ目、 てんびんのバランスを整える部分 を 調節ねじ といいます。イラストの上皿てんびんでは、調節ねじはうでの端にありますね。
4つ目、質量をはかるときに、 てんびんにのせるおもり のことを 分銅(ふんどう) といいます。
5つ目、 粉をはかるときに使う紙 のことを 薬包紙 といいます。
以上が上皿てんびんのつくりに関する5つの重要な部品です。
皿 、 うで 、 調節ねじ 、 分銅 、 薬包紙 を覚えておきましょう。
上皿てんびんを使うときの4つの注意点
上皿てんびんの使い方とともに、注意することを4つ紹介します。
授業では、上皿てんびんの実物を使って注意点を解説しているので、ぜひご覧になってください。
まず、上皿てんびんを平らなところにおきます。この次に、 調節ねじを回して、うでが水平になるように整えます。
粉をはかりたいときは、 両方の皿に薬包紙をのせます。 分銅をのせる皿にも 薬包紙をのせないと、質量の差ができてしまう からです。
分銅は利き手側で扱います。 利き手のほうが分銅をのせたり、おろしたりしやすいからですね。質量をはかるものは利き手と反対側に置きます。
分銅をのせるときは、 重い分銅からのせていきます。 こうすることで、軽い分銅を何度ものせることがなくなり、効率よく質量を調べることができます。
以上、紹介した注意点
・ 調節ねじを回して、うでが水平になるように整える
・ 粉をはかりたいときは、両方の皿に薬包紙をのせる
・ 分銅は利き手側でのせおろしをする
・ 重い分銅からのせていく
の4つをおさえておきましょう。
今回のテーマは「上皿てんびんの使い方」です。
まずは、上皿てんびんのつくりをみていきましょう。