中1理科
5分でわかる!メスシリンダーの使い方
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この動画の要点まとめ
ポイント
メスシリンダーの使い方
これでわかる!
ポイントの解説授業
ものの体積をはかるメスシリンダー
メスシリンダーとは、イラストのような目盛りのついたガラス製の容器のことです。
容器の中にものを入れて、目盛りを観察することで、ものの 体積 をはかることができます。液体の体積を使うときに最もよく使われます。
メスシリンダーを使うときの3つの注意点
メスシリンダーを使うときの注意点を3つ紹介します。
1つ目は、 単位 についてです。イラストのメスシリンダー上部には、「100mL」と表記されています。これは、このメスシリンダーではかることのできる最大の体積を表したものなんです。
このことから、目盛りをよみとったときの単位は 「mL」 であることがわかりますね。
でも実は、体積の単位に 「㎤」 を用いることもできます。それは、 「mL=㎤」 だからですね。
2つ目は、 液面の見方 です。液体を入れたときの境目を見ると、イラストのように左右のふちが盛り上がって見えます。ではどこの目盛りをみればいいでしょうか?
正解は真ん中の 平たいところ です。平たいところを 水平方向から みます。
3つ目は、 どこまで読み取るか です。イラストでは1mLごとに目盛りがありますが、ものの体積をはかるときは、 目盛りの1/10まで読み取る という決まりがあります。イラストの液体は、56と57の目盛りのちょうど真ん中なので、体積は 56.5mL または、 56.5㎤ とよみとることができます。
最後に補足ですが、実は、メスシリンダーを使って 固体の体積 をはかることもできます。初めに水を入れて体積をはかっておき、その後に固体を入れます。固体を入れたことによって 増えた体積が、固体の体積に等しくなる という法則を利用します。
今回のテーマは「メスシリンダーの使い方」です。