次のテーマは、「水素の確かめ方」です。

水素は無色透明の気体です。
もちろん、目で見ることはできません。
すると、せっかく実験を行っても、本当に水素ができているのかわかりませんよね。
それでは水素の発生を確かめる実験を見ていきましょう。
次の図を見てください。

水素には、 火を近づけると爆発する という性質がありましたね。
だから、試験管に火を近づけて爆発すれば、中に水素があることがわかります。

また、水素には 非常に軽い という性質もありました。
この性質を利用した確認方法もおさえておきましょう。
集めた気体を風船に入れるとどうなるでしょうか？
もし集めた気体が水素だったら、空気よりも軽いはずですね。
すると、風船は浮かび上がっていきます。
したがって、風船が浮かび上がれば、中に水素があることがわかりますね。
ただし、この実験では風船が爆発する危険があるので注意しましょう。

水素の確かめ方を覚えておきましょう。