今回のテーマは、「二酸化炭素の確かめ方」です。

他の多くの気体と同じように、二酸化炭素は無色無臭の気体です。
そのため、きちんと二酸化炭素が集まっているか確認する必要があります。
確認するための方法を２つ紹介します。
まずは、左の図を見て下さい。

二酸化炭素を集めた試験管がありますね。
ここに石灰水を加えます。
二酸化炭素と石灰水が反応すると、白くにごるんでしたね。
つまり、 石灰水が白くにごれば、二酸化炭素が発生したことがわかります 。

もう一つの方法を紹介します。
右の図を見てください。

二酸化炭素を入れた試験管の中に、水を入れます。
すると、二酸化炭素が水に溶けます。
このときにできるのが 炭酸 です。
炭酸は名前の通り、酸性の物質です。
酸性の物質を確認する方法には、どんなものがあったでしょうか。
青色リトマス紙は、酸性の物質と反応して、赤色に変化 しましたね。
この方法は炭酸を確認するときにも使えますね。

二酸化炭素の確かめ方を覚えておきましょう。