中1理科
5分でわかる!砂糖水とデンプン水のろ過
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この動画の要点まとめ
ポイント
砂糖水とデンプン水のろ過
これでわかる!
ポイントの解説授業
砂糖水は水溶液だけど、デンプン水は水溶液ではない
水に何かを溶かしたものを水溶液といいましたね。
水溶液の性質は、「透明でずっと濃さが同じ」でした。
まずは、水溶液と水溶液でないものを比べてみましょう。
次の図を見てください。
左側に2つのビーカーがありますね。
上側の砂糖水は、水に砂糖がとけて透明になったものですね。
砂糖の粒は細かく、均一に散らばっているのです。
次に、下側のデンプン水を見てみましょう。
デンプン水は水にデンプンが溶けたもので、にごっています。
砂糖水が透明なのに、デンプン水がにごっているのは、なぜでしょうか?
実は、デンプンの粒は大きくて、均一にはなっていないのです。
したがって、砂糖水は水溶液と言えますが、デンプン水は水溶液ではありませんね。
デンプンのように溶けていないものは、ろ紙に残る
次に、水と水に溶けていないものを分ける方法を見ていきましょう。
下の図を見てください。
液体を上からたらして、下のビーカーにためていますね。
その途中で、横から見ると三角形の形をした器具を通しているのがわかると思います。
この器具を「ろうと」と言います。
さらに、このろうとの中には、「ろ紙」という紙が入っています。
ろ紙は、細かい網目状のつくりをしています。
そのため、細かい粒はろ紙を通りぬけられますが、大きな粒はろ紙に引っかかってしまうのですね。
したがって、砂糖水は そのまま流れます が、デンプン水の場合は 水だけが流れます 。
砂糖水とデンプン水のろ過を覚えておきましょう。
今回のテーマは、「砂糖水とデンプン水のろ過」です。