中1理科
5分で解ける!飽和水溶液と溶解度に関する問題
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この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
「水100gに"もの"が何g溶けるか」が溶解度
(1)です。
まずは、問題の意味を理解しましょう。
20℃の水に対しての溶解度が35.8である物質Aがあります。
この物質Aは同じ温度の水300gに何gまで溶けるかを答える問題ですね。
「溶解度が35.8」とは、どういう意味かを覚えていますか?
水100gに対して35.8gまで溶ける という意味でしたね。
今回の水は300gです。
水が3倍になったら、溶かせる量も 3倍 になるのでしたね。
したがって、35.8×3=107.4 より、答えは 107.4g となります。
ものを限界まで溶かした水溶液が飽和水溶液
(2)は、(1)で作った「限界まで溶かした」水溶液のことを何というか答える問題です。
答えは 飽和水溶液 です。
溶解度と並ぶ、今回のキーワードでしたね。
溶ける量の限界を超えると、溶け残りができる
(3)の問題は、前半と後半に分かれていますね。
順番に考えていきましょう。
まず、前半は物質Bの溶解度を求める問題ですね。
水100gに対して物質Bが何gまで溶けるかを求めればいいわけです。
問題文から、水200gに30gまで溶けるということがわかっていますね。
したがって、 水の量が半分の100gになると、物質Bは15gまで溶けます 。
よって溶解度は 15g です。
次に後半を見ていきましょう。
水300gに物質Bを50g入れた場合、すべて溶けるかどうかを答える問題ですね。
まず、水300gに物質Bが何gまで溶けるかを考えましょう。
(3)の前半より、 水100gには15gまで溶ける ことが分かっています。
つまり 水300gでは、3倍の45gまで溶ける わけですね。
「45gまで溶ける」ということは、「45gを超えると、溶け残りが出る」という意味でもあります。
よって、物質Bを50g加えると溶け残りが出ますね。
答えは、(全ては) 溶けない です。
溶解度に関する練習問題を解いてみましょう。