中1理科
5分で解ける!溶解度曲線と再結晶に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
「水の温度が変わると溶解度はどう変わるかをグラフにしたもの」が溶解度曲線
(1)は、10℃において、塩化ナトリウムと硝酸カリウムのどちらの溶解度が大きいかを、グラフから読み取る問題です。
「10℃のときの溶解度」を比べるため、「横軸の10℃」に印をつけましょう。
10℃のときには、硝酸カリウムは 20g 溶けることが分かりますね。
塩化ナトリウムは 35g 溶けることが分かります。
大きいのは 塩化ナトリウム ですね。
(2)は、50℃において、塩化ナトリウムと硝酸カリウムのどちらの溶解度が大きいかを、グラフから読み取る問題です。
(1)とお同じように、「横軸の50℃」に注目しましょう。
50℃のときは、硝酸カリウムは 約80g 溶けることが分かりますね。
塩化ナトリウムは 約38g 溶けることが分かります。
溶解度が大きいのは 硝酸カリウム ですね。
10℃のときの溶解度から、大小が逆転していることがわかります。
結晶としてでてくるのは、2つの温度における溶解度の差
(3)は、温度を冷やしたときに出てくる結晶の量を求める問題ですね。
この問題では、50℃の水100gに硝酸カリウムを限界まで溶かした水溶液を、20℃まで冷やしていますね。
50℃と20℃のそれぞれの温度で、硝酸カリウムが何gまで溶けるのかをグラフから読み取りましょう。
50℃のときは約80g です。
20℃のときは約30g ですね。
そして、 結晶として出てくるのは、2つの温度における溶解度の差 でしたね。
したがって答えは、 約50g となります。
溶解度の変化が大きいほど、結晶を作りやすい
(4)は、グラフの形から、硝酸カリウムと塩化ナトリウムではどちらが結晶を作りやすいといえるかを答える問題です。
結晶を作りやすいのは、溶解度の変化が大きい方 です。
よって、答えは 硝酸カリウム です。
溶解度曲線と再結晶に関する練習問題を解いてみましょう。