高校生物
5分でわかる!胞胚
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
胞胚
これでわかる!
ポイントの解説授業
精子侵入点の180°反対側から陥入が始まる
カエルの胞胚は、内側の動物極側に胞胚腔という隙間ができているという特徴がありました。
次の図を見てください。
このあとは陥入という現象が起こり、胚の外側の細胞の一部が内側に取り込まれていきます。
そして、カエルの胚の陥入が起こる場所は決まっているのです。
卵が受精したときの精子侵入点の180°反対側を陥入点といい、ここから陥入が始まるのです。
陥入点のやや動物極寄りの領域を、原口背唇部といいます。
原口背唇部は、精子と卵が融合したときに灰色三日月として出現した領域です。
この領域は神経系の分化にかかわり、カエルの発生において重要な役割を果たします。
今回は、カエルの発生について見ていきます。