高校生物
5分で解ける!カエルの発生(2)に関する問題
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練習の解説授業
カエルの発生についておさえよう
陥入が起こると、原口背唇部が胚の内側へ取り込まれました。
原腸胚終期には、原口背唇部は原腸の側壁をなしつつ、外胚葉領域の裏側に位置します。
原口背唇部は外胚葉領域へ作用し、将来神経系へと分化させます。
神経管は、神経系のもとになる管状の組織です。
原腸胚期における胚の陥入が終わってから神経管が形成されるまでの胚を、神経胚といいます。
陥入によって胚の内側へ取り込まれた原口背唇部が外胚葉領域へ作用すると、まずは神経管のもととなる組織が形成されます。
これを神経板といいます。
神経板は神経胚の背中側にあり平べったい構造をしています。
神経板がさらに原口背唇部の作用を受けることで、神経管が形成されるのです。
神経胚の発生の様子を、流れを意識しながらおさえましょう。
灰色三日月とは、精子が卵に融合することで出現する灰色の領域でした。
この領域は陥入点のやや動物極側に位置します。
陥入直前におけるこの領域を、原口背唇部といいます。
原口背唇部は、神経胚期に脊索になることが特徴です。