高校生物
5分でわかる!形態形成
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この動画の要点まとめ
ポイント
形態形成
これでわかる!
ポイントの解説授業
遺伝子発現により各領域の分化が決定
形態形成とは、発生過程で各領域の分化が遺伝子の発現によって決定していくことです。
少し具体的に考えてみましょう。
ウニやカエルやヒトは、受精卵から成体へと成長しました。
この過程を、発生といいましたね。
発生の途中では、手や足のほか、脳や神経などのさまざまな器官が作られていきます。
このように様々な器官に分化していく際には、特性の遺伝子が特定の場所に作用しています。
形態形成とは、まさにこのようなプロセスのことを指すわけです。
形態形成についての研究は、ショウジョウバエを使って行われてきました。
ショウジョウバエの観察を通して、「体内で遺伝子が発現する領域やタイミング、また遺伝子発現によってどのような器官や組織へ分化するのか」が調べられたのです。
今回は、ショウジョウバエを例にした形態形成に注目します。
今回は、形態形成について見ていきます。