高校生物
5分でわかる!眼形成のまとめ
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眼形成のまとめ
これでわかる!
ポイントの解説授業
眼胞⇒眼杯⇒水晶体⇒網膜と角膜
眼は、誘導の連鎖によって形成されました。
眼形成のプロセスを、原口背唇部による誘導から順に見ていきます。
まず、胚の外側をおおう表皮の一部が原口背唇部の神経誘導を受けます。
神経誘導を受けた表皮の一部は、神経胚初期に神経板になりました。
神経胚の発生が進むと、神経板は胚の内側へ取り込まれて管状の神経管になります。
さらに発生が進むと、神経管の先端が膨らんで脳になります。
脳の一部が突起して、眼胞となります。
ここから先は、次のように連鎖的に誘導が行われるのでしたね。
眼胞⇒眼杯⇒水晶体⇒網膜と角膜
最終的に、図の右上に描かれている眼の構造が完成します。
以上が、眼形成のプロセスです。
形成体による誘導が3箇所で起こる
他の組織の分化を誘導する組織を、形成体(オーガナイザー) といいましたね。
眼形成のプロセスにおいて、形成体による誘導が起きている箇所はいくつあるか分かりますか?
答えは、3箇所です。
誘導を行っている形成体は、原口背唇部、眼杯、水晶体の3つです。
このことから、原口背唇部を一次形成体、眼杯を二次形成体、水晶体を三次形成体といいます。
眼形成のプロセスを、形成体による誘導に注目しつつおさえましょう。
眼形成のプロセスをまとめましょう。