高校生物
5分でわかる!芽の成長に関する植物ホルモン
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この動画の要点まとめ
ポイント
芽の成長に関する植物ホルモン
これでわかる!
ポイントの解説授業
頂芽優勢を起こすオーキシンとサイトカイニン
植物の芽は2種類に分けられます。
植物の先端にある芽を頂芽、茎の各段階にある芽を側芽といいます。
次の図を見てください。
図の植物体には、先端に1つの頂芽があり、側部に6つの側芽があります。
頂芽は上方向へ伸びる成長に使われる芽です。
一方、側芽は横方向へ広がる成長に使われる芽です。
植物の頂芽と側芽は、成長の速度が異なります。
頂芽の成長が優先され、側芽の成長が抑制されるのです。
これを頂芽優勢といいます。
植物は、上方向へ伸びる成長が優先されるということですね。
頂芽優勢という現象には2種類の植物ホルモンが関与しています。
その植物ホルモンは、オーキシンとサイトカイニンです。
今回は、芽の成長について見ていきます。