高校生物
5分でわかる!花芽形成
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この動画の要点まとめ
ポイント
花芽形成
これでわかる!
ポイントの解説授業
花芽形成には暗期の長さが重要
図はABCモデルに基づいて花の構造を示したものです。
ABCモデルとは、花器官の形成をA遺伝子、B遺伝子、C遺伝子という3つのホメオティック遺伝子の発現の組合せから説明するモデルでした。
右には、各遺伝子の発現領域が描かれています。
図の左のような花芽はいつ形成されるのでしょうか。
花芽形成のタイミングには、植物ホルモンが関与しています。
花芽形成に関与する植物ホルモンは一日の暗期の長さを認識して分泌されます。
暗期とは、一日のうちの夜のことです。
夜は、広い範囲の植物が共通して認識できる情報です。
暗期の長さという情報に基づいて植物ホルモンが作られることで、広い範囲で花が一斉に開花し、より多くの個体間で交配することができるのです。
今回は、花芽形成について見ていきます。