高校生物
5分でわかる!長日植物、短日植物、中性植物
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この動画の要点まとめ
ポイント
長日植物、短日植物、中性植物
これでわかる!
ポイントの解説授業
花芽形成には暗期の長さが関与していました。
植物によって、花芽形成に必要な暗期の長さは異なります。
植物は、花芽形成に必要な暗期の長さの違いに応じて3種類に分けられます。
長日植物、短日植物、中性植物です。
長日植物、短日植物、中性植物
長日植物は、暗期が短くなると花芽形成が起こる植物です。
植物が花芽を形成するために必要とする最大または最小限の暗期の長さを限界暗期といいます。
長日植物の限界暗期は約11時間です。
暗期が約11時間よりも短くなると花が咲くということですね。
長日植物の植物例としては、アヤメ、ダイコン、ホウレンソウがあげられます。
短日植物は、暗期が長くなると花芽形成が起こる植物です。
短日植物の限界暗期は約13時間です。
暗期が約13時間よりも長くなると花が咲くということですね。
短日植物の植物例としては、キク、アサガオ、オナモミがあげられます。
中性植物は、長日植物や短日植物とは異なります。
明期や暗期の長さに関係なく花芽形成が起こることが特徴です。
中性植物には温度を認識して花を咲かせるものが多く、例としてはトマト、キュウリ、エンドウがあげられます。
花芽形成についての植物の分類を見ていきましょう。