高校生物
5分で解ける!花芽形成(1)に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
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練習の解説授業
長日植物、短日植物、中性植物の特徴をおさえよう
短日植物の限界暗期は約13時間です。
暗期が約13時間以上になると花が咲くということです。
また、長日植物の限界暗期は約11時間です。
長日植物は、暗期が約11時間以下になると花が咲きます。
短日植物は、アサガオ、オナモミです。
ダイコンとアヤメは長日植物、トマトとキュウリは中性植物です。
中性植物は、明期と暗期の長さに関係なく花芽形成を起こすことが特徴です。
長日植物の限界暗期は約11時間、短日植物の限界暗期は約13時間です。
長日植物は暗期が約11時間以下になると花が咲き、短日植物は暗期が約13時間以上になると花が咲きました。
1年のうち、暗期の長さが11時間になるのは春分の少しあとの時期と秋分の少し前の時期です。
しかし、秋分の少しあとの時期からは暗期がどんどん長くなってしまいます。
そのため、長日植物の花芽形成が見られるのはおおよそ3月頃からです。
1年のうち、暗期の長さが13時間になるのは春分の少し前の時期と秋分の少しあとの時期です。
しかし、春分の少し前の時期からは暗期がどんどん短くなってしまいます。
そのため、短日植物の花芽形成が見られるのはおおよそ9月頃からです。
花芽形成には暗期の長さが関与しています。
短日植物の場合、暗期がある一定の時間よりも長くなると花芽形成が起こりました。
植物が花芽を形成するために必要とする最大または最小限の暗期の長さを限界暗期といいます。