高校生物
5分でわかる!遠視と近視
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この動画の要点まとめ
ポイント
遠視と近視
これでわかる!
ポイントの解説授業
通常、眼に入ってきた光は網膜上で焦点が合って結像します。
そのため、私たちは物体を認識することができます。
では、遠視や近視は、それぞれどのような状態なのでしょうか?
遠視:網膜の奥で結像⇒凸レンズで矯正
遠視について見ていきます。
次の図は、右眼の断面です。
遠視のヒトは、図の眼に入った光が、網膜の奥で結像します。
このため、物体をはっきり見ることができないのです。
遠視のヒトは、光の結像をどのように矯正すればよいのでしょうか?
答えは、凸レンズの眼鏡をかけることです。
図では、凸レンズの眼鏡を通って眼に入った光が結像する様子が表されています。
凸レンズを通過した直後の光はやや収束していることがポイントです。
凸レンズによる矯正によって、やや手前で結像できるようになったのです。
このあと、水晶体を通った光はぴったり網膜上で結像していますね。
近視:網膜の手前で結像⇒凹レンズで矯正
次に、近視について見ていきます。
近視のヒトは、眼に入った光が網膜の手前で結像します。
このため、物体をはっきり見ることができないのです。
近視のヒトは、光の結像をどのように矯正すればよいのでしょうか?
答えは、凹レンズの眼鏡をかけることです。
図では、凹レンズの眼鏡を通って目に入った光が結像する様子が表されています。
凹レンズを通過した直後の光はやや広がっていることがポイントです。
凹レンズによる矯正によって、やや奥で結像できるようになったのです。
このあと、水晶体を通った光はぴったり網膜上で結像していますね。
遠視と近視の特徴と、それぞれの矯正の方法についておさえましょう。
遠視と近視について見ていきましょう。