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5分でわかる!脊髄の構造

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この動画の要点まとめ

ポイント

脊髄の構造

高校 生物 動物生理17 ポイント2 すべてうめる

これでわかる!
ポイントの解説授業
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脊髄の構造について見ていきましょう。

感覚神経⇒背根⇒脊髄⇒腹根⇒運動神経

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脊髄は中枢神経の一部でした。
次の図を見てください。
これは、脊髄の断面が、皮膚と筋肉とつながっている様子です。

高校 生物 動物生理17 ポイント2 図・「背根」「腹根」「介在神経」の文字消す
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脊髄の断面から大きな2本の管のようなものが出ているのが分かりますか?
これは神経の束です。
ここから伸びる神経は、それぞれ皮膚や筋肉とつながっています。
受容器と中枢神経をつなぐ神経を感覚神経、中枢神経と効果器をつなぐ神経を運動神経といいましたね。

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感覚神経は、脊髄の背側にある神経の束とつながっています。
この神経の束を背根といいます。
一方、運動神経は、脊髄の腹側にある神経の束とつながっています。
この神経の束を腹根といいます。
つまり、背根は感覚神経、腹根は運動神経から成っているのですね。

高校 生物 動物生理17 ポイント2 図・「介在神経」の文字消す
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図で、背根と腹根の太さが異なることが分かりますか?
背根は、一部が膨らんでいますね。
ここは、感覚神経の細胞体が集まった部分です。
このように、背根にある細胞体の集まりを脊髄神経節といいます。

脊髄には灰白質と白質がある

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次に、脊髄の断面に注目しましょう。
脊髄の断面は、内側の色は濃く、外側の色は薄くなっています。
実は、脊髄の内側には神経細胞の細胞体が集まり、外側には神経細胞の軸索や細胞繊維が集まっています
そのため、このような色の違いがあるのです。

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脊髄の内側の色の濃い部分を灰白質といいます。
一方、脊髄の外側の色の薄い部分を白質といいます。

高校 生物 動物生理17 ポイント2 図・すべてうめる
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脊髄のうち、灰白質について詳しく見ていきましょう。
灰白質の腹根側には、運動神経の細胞体の集まった部分があることが特徴です。

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また、灰白質の背根側には、介在神経という神経が集まっています
介在神経とは、感覚神経と運動神経をつなぎ、情報を伝えている神経です。

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運動神経の細胞体の集まりは灰白質の腹側にあり、介在神経の集まりは灰白質の背側にあります
ただ、感覚神経の細胞体の集まりは灰白質ではなく、背根の中にあるので注意しましょう。

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この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

脊髄の構造
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