高校生物
5分で解ける!中枢神経:脳(2)に関する問題
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練習の解説授業
脳のつくりについておさえよう
新皮質は大脳皮質の大半を占めており、大脳の表面全体をおおっています。
一方、古皮質は新皮質よりもやや内側に位置しています。
このうち、本能行動の中枢となっているのは古皮質です。
古皮質は他にも、情動行動、記憶など、種の保存に重要な役割を担っています。
一方、新皮質は、感覚中枢、運動中枢、精神活動などを担っています。
それぞれの領域の働きをおさえましょう。
大脳は、左右の大脳半球に分かれています。
しかし、全く別々に働いているわけではありません。
右脳と左脳の情報は、それぞれを行き来しています。
このように、左右の大脳半球からの神経繊維が交連する部位を脳梁といいます。
脳梁でそれぞれの情報が行き来できるため、私たちは、左脳と右脳を意識して使い分ける必要はなく、大脳は全体として機能することができるのです。
視床と視床下部は、どちらも大脳の中心部に位置していました。
これらをあわせて間脳といいます。
間脳は、視床と視床下部で構成されているということですね。
間脳は視床と視床下部で構成されていました。
そのうち、感覚神経が集まるのは視床です
一方、視床下部は恒常性の中枢となっています。
具体的な働きとしては、下垂体への放出ホルモンの分泌があげられます。
視床下部が下垂体を制御することで、体の恒常性が保たれているのですね。
大脳皮質は大脳の表面をおおっている領域で、2つの部分に分けることができました。
新皮質と古皮質です。