高校生物
5分で解ける!さまざまな効果器に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
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練習の解説授業
ルシフェリン+酸素⇒酸化ルシフェリン
発光器官に含まれる発光細胞では、ある物質が酸素と結合することで酸化ルシフェリンが合成されます。
この酸化ルシフェリンが、光を発しているのです。
この化学反応において酸化される物質はルシフェリンです。
ルシフェリンには発光する性質はないので注意しましょう。
ルシフェリンはルシフェラーゼによって酸化される!
ルシフェリンと酸素は簡単に結合することはできません。
ATPの分解に伴うエネルギーと酵素が必要です。
ルシフェリンと酸素を結合させる酵素をルシフェラーゼといいます。
光を発する酸化ルシフェリンが合成されるまでの化学反応をおさえましょう。
メダカの色素胞中の色素は明所で集中!
メダカはウロコに色素胞を持っており、色素胞に含まれる色素に色がついていました。
この色素が色素胞の中を移動することで、メダカは体色を変化させているのです。
メダカが明所へ移動すると、色素胞の中の色素は中央に集中します。
すると、1個1個の色素が重なって、色がついて見える面積が減り、体色が明化するのです。
一方、メダカが暗所へ移動すると、色素胞の中の色素は全体に分散します。
すると、色がついて見える面積が増え、体色が暗化するのです。
よって明所での体色変化では、ウロコ色素胞内の色素は集中の状態になります。
メダカの体色は、色素胞の中の色素が集中したり分散したりすることで変化しているのです。
メダカは、明所でも暗所でも外敵に見つかりにくいように工夫しているのですね。
ホタルは、雄が雌を誘因したり、雌が雄に応答したりするために光を発します。
また、その光は腹部の発光器官で起こる化学反応によって生じることが特徴です。