高校生物
5分でわかる!8の字ダンス
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この動画の要点まとめ
ポイント
8の字ダンス
これでわかる!
ポイントの解説授業
8の字ダンスで遠いエサ場の方向を伝える!
8の字ダンスは、遠くにあるエサ場の情報を知らせるダンスです。
図では、巣箱と太陽とエサ場が描かれていますね。
巣箱から見て、太陽の方向とエサ場の方向は時計回りに45°の角度をなしています。
遠くのエサ場に到達したミツバチは、太陽と巣箱とエサ場の位置関係を把握して巣箱に帰ってきます。
そして、円形ダンスと同様に、巣箱の中に垂直に立てられた巣板の上で8の字ダンスをします。
8の字ダンスでは、エサ場の方向が示されることが特徴です。
具体的にどのようなダンスをするのか、図で確認しましょう。
遠くにあるエサ場の存在を知っているミツバチは、図のように8の字の軌跡を描きながら移動します。
ミツバチは、巣板の鉛直方向を太陽方向と見立てて、エサ場の方向を直進移動によって示しています。
つまり図のダンスは、巣箱から見て太陽から時計回りに45°の方向にエサ場があることを示しているのです。
巣箱から見た太陽とエサ場のなす角は、鉛直方向と8の字ダンスの直進移動のなす角と等しいということです。
近いエサ場の存在を知らせる円形ダンスは、エサ場の方向や距離を示すことはできませんでした。
しかし、遠いエサ場の存在を知らせる8の字ダンスは、エサ場の方向を示すことができるのですね。
8の字ダンスの特徴をおさえましょう。
ミツバチダンスのうち、8の字ダンスについて見ていきましょう。