高校生物
5分で解ける!物質生産に関する問題
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練習の解説授業
物質生産についておさえよう
この純生産量から枯死量を除いたものが、BとCの合計となっています。
ポイントは、Bが、消費者の摂食量と一致していることです。
消費者の摂食量は、生産量の被食量と一致するのでしたね。
よって、Bは被食量です。
純生産量から枯死量と被食量を差し引いた残りが、生産者の成長量です。
よって、Cは成長量です。
純同化量を、足し算と引き算で表してみましょう。
摂食量から不消化排泄量を除いた、つまり、口に入った後に体内で吸収された分が同化量です。
同化量から呼吸量をひいたものが純同化量でしたね。
よって、純同化量=同化量-呼吸量、と表すことができます。
純同化量は、すべてが成長量になることはありませんでした。
消費者は死亡したり、さらに高次の消費者に食べられることがあるためです。
これらをそれぞれ、死亡量、被食量といいます。
純同化量から、死亡量と被食量を差し引いた残りが、消費者の成長量となるのでしたね。
よって、純同化量=成長量+被食量+死亡量、と表すことができます。
消費者の物質収支についておさえましょう。
グラフのAは、総生産量から呼吸量を除いた部分を指していますね。
よって、Aは純生産量です。