高校生物
5分で解ける!化学進化に関する問題
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
生命誕生の過程をおさえよう
地球で最初の生命はどのように誕生したのでしょうか?
その謎を調べたのがアメリカの化学者ミラーです。
ミラーは、原始地球の環境を再現して実験を行い、有機物、つまり生命のもとができることを発見しました。
このように、有機物が合成されて生命が誕生するまでの過程を化学進化といいます。
ミラーの実験では、原始地球に存在したと考えられる水、水素、メタン、アンモニアなどの気体が使われました。
そして、その気体に放電すると、有機物が合成されたのです。
放電は、原始地球で起こっていたある自然現象を再現しています。
それは、雷です。
原始地球では、今よりも雷が多く発生していたと考えられています。
ミラーは、放電によって雷を再現したのです。
生命は具体的にどこで誕生したのでしょうか?
生命が誕生する条件として、水、水素、メタン、アンモニアなどの物質が、高温な場所で大きな力を受ける、ということがあげられます。
そのような条件を満たしているのは、海底にある熱水噴出孔です。
海には、生命のもととなる物質が含まれています。
それらが、高温・高圧な条件にさらされる場所が、熱水噴出孔なのです。
生命誕生の過程をしっかりおさえましょう。
地球は今から約46億年前に誕生しました。
しかし、最初の地球は生物が住めるような環境ではありませんでした。