高校生物
5分でわかる!コアセルベート説
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コアセルベート説
これでわかる!
ポイントの解説授業
細胞の原型はコアセルベート
生命が誕生するには、生命を構成する細胞ができる必要があります。
海で細胞ができる過程を提唱したのが、ソ連の生化学者オパーリンです。
オパーリンは、どのように海で細胞ができたと考えてのでしょうか。
海の中には、水の分子だけでなく、高分子化合物が含まれています。
これらが波の力によってくっつき、コロイドを形成します。
さらに波の力によって、いくつかのコロイドがくっつき、膜をもつようになりました。
波の力を受けて、膜の内側に独自の環境をもつ生命体が誕生したのです。
この生命体は、内部で化学反応、つまり代謝を行うことができたと考えられています。
オパーリンは、この原始生命のモデルをコアセルベートと名づけました。
コアセルベートは、細胞の原型と考えられています。
このようにして細胞の原型ができたという考え方をコアセルベート説といいます。
海には生命が誕生する環境が整っていたのですね。
生命は海で誕生したと考えられています。
最初の生命は、どのようにして誕生したのでしょうか。