高校生物
5分でわかる!ペルム紀の大絶滅
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この動画の要点まとめ
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ペルム紀の大絶滅
これでわかる!
ポイントの解説授業
ペルム紀には、地球の環境が大きく変わる出来事が起こりました。
ペルム紀の大絶滅⇒火山の大噴火で約95%の生物が死滅
ペルム紀の最後には、地球規模で火山の大噴火が起こりました。
そのため、火山灰などの微粒子が多量に放出されて、太陽がさえぎられました。
太陽光が地表に届かなくなるとどうなってしまうのでしょう?
まず、植物は光合成ができなくなってしまいますよね。
そして、海では長期間にわたって酸素が不足しました。
図は、大噴火のイメージ図です。
この時期は、空気中の二酸化炭素とメタンの割合が増え、その温室効果によって、生物にとって住みづらい環境になりました。
そのため、古生代の終わりには大量絶滅が起こったと考えられています。
ペルム紀の大絶滅では、約95%の生物が死滅しました。
では、続く中生代では生物のようすはどうなっていくのでしょうか?
今回から、中生代の進化を見ていきましょう。
約5.42億年前から2.51億年前までを古生代といいます。
そのうち、2.99億年前から2.51億年前まではペルム紀とよばれます。