高校生物
5分でわかる!細菌ドメイン
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細菌ドメイン
これでわかる!
ポイントの解説授業
細菌ドメイン:バクテリア+シアノバクテリア
細菌ドメインはバクテリアとシアノバクテリアから構成されます。
バクテリアには同化をするものとしないものがいます。
同化をしないものの例としては乳酸菌や大腸菌が挙げられます。
また、同化をするものには紅色硫黄細菌や硫黄細菌などがいます。
光合成をする細菌は光合成細菌と呼ばれましたね。
ユレモ、ネンジュモなどはシアノバクテリアに分類されます。
シアノバクテリアも光合成をします。
光合成細菌との違いはなんだったでしょうか?
シアノバクテリアは光合成で、水を使って有機物と酸素を作ります。
シアノバクテリアによって作られた酸素と海中の鉄が反応して酸化鉄ができました。
堆積した酸化鉄によってできたものが縞状鉄鉱層です。
これは30億年前の地層から発見されました。
シアノバクテリアが30億年前から存在していたことが分かりますね。
細菌ドメインは環状DNAとペプチドグリカンの細胞壁を持つ
細菌ドメインに共通する特徴はなんでしょうか。
細菌ドメインは原核生物なので核膜はありません。
DNAが細胞質にむき出しで存在するのですね。
細菌のDNAは環状DNAです。ヒストンやイントロンもありません。
細菌は細胞膜だけでなく細胞壁ももちます。
また、エステル脂質の細胞膜とペプチドグリカンの細胞壁をもちます。
植物が持つ、セルロースの細胞壁とは異なることをおぼえておきましょう。
細菌ドメインについてみていきましょう。