高校生物
5分でわかる!被子植物の分類
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この動画の要点まとめ
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被子植物の分類
これでわかる!
ポイントの解説授業
双子葉類⇒子葉が2枚、網状脈、形成層あり、主根と側根
被子植物は、双子葉類と単子葉類に分けることができます。
まずは、双子葉類の特徴から確認しましょう。
双子葉類は、発芽した後、2枚の子葉が見られます。
これが、双子葉類という名前の由来です。
また、成長すると葉には網目状の葉脈が見られます。これを網状脈といいます。
維管束は、茎の断面に円形に見られる形成層に沿って並んでいます。
また、根は、主根と側根からなっています。
双子葉類は、さらに2種類に分類することができます。
花弁がくっついている合弁花類と、花弁が1枚1枚離れている離弁花類です。
例えば、アサガオのようにくっついた1枚の花弁からなる植物は、合弁花類に分類されます。
一方、アブラナのように、花弁が1枚1枚散るような植物は、離弁花類に分類されます。
双子葉類の例としては、アサガオやアブラナのほかにも、サクラなどがあげられます。
次に、単子葉類の特徴を確認しましょう。
単子葉類は、発芽した後、1枚の子葉が見られます。
これが、単子葉類という名前の由来です。
また、成長すると葉には平行な葉脈が見られます。これを平行脈といいます。
単子葉類の茎の断面を見ると、形成層は見られません。
そして、維管束はばらばらに配置されています。
また、根は、ひげ状のひげ根になっています。
単子葉類の例としては、イネ、トウモロコシ、タマネギなどがあげられます。
双子葉類と単子葉類は、さまざまな点で違いが見られるのですね。
今回は、被子植物を分類していきましょう。