高校生物
5分で解ける!分類(テスト1、第2問)に関する問題
- 問題
- 問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習2
解説
これでわかる!
問題の解説授業
五界説⇒原核生物界、原生生物界、植物界、菌界、動物界に分類
一方、ホイタッカーとマーグリスは、生物を5種類に分類しました。
原核生物界、原生生物界、菌界、植物界、動物界です。
このような分類のしかたを、五界説といいます。
この分類法では、生物が系統別に、単純なつくりをしたものから順に分類されています。
Bは菌界、Dは原生生物界、Eは原核生物界です。
真核生物ドメイン⇒原生生物界、植物界、菌界、動物界
ウーズは、生物を3種類に分類しました。
細菌ドメイン、古細菌ドメイン、真核生物ドメインです。
このような分類のしかたを、三ドメイン説といいます。
三ドメイン説と五界説を照らし合わせてみましょう。
細菌ドメインと古細菌ドメインは原核生物界と重なります。
そして、真核生物ドメインは、植物界、菌界、動物界、原生生物界と重なります。
よって、答えはA(植物界),B(菌界),C(動物界),D(原生生物界) です。
原核生物界=細菌+古細菌(アーキア)
Eの原核生物界に含まれる生物は、細菌と古細菌(アーキア)です。
選択肢を1つずつ確認していきましょう。
アオカビと酵母菌は子のう菌なので、菌界に分類されます。
プラナリアは扁形動物なので、動物界に分類されます。
よって、答えは大腸菌です。
大腸菌は細菌なので、原核生物界に分類されます。
名前に「菌」がついている生物の分類は間違えやすいので、注意しましょう。
生物の分類についておさらいしましょう。