高校生物
5分で解ける!分類(テスト1、第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習3
解説
これでわかる!
問題の解説授業
原口が口になるなら旧口動物、肛門になるなら新口動物
閾値
旧口動物に分類されるのは、節足動物、環形動物、軟体動物、線形動物、輪形動物、扁形動物です。
新口動物に分類されるのは、セキツイ動物、原索動物、キョク皮動物です。
よって、Aは旧口動物、Bは新口動物です。
二胚葉性なのは刺胞動物
動物界の11グループを、発生の過程でもつ胚葉の種類によって分類しましょう。
胚葉とは、動物の発生の過程でみられる細胞の構造のことです。
生物の種類によって、発生の過程でみられる胚葉は異なります。
刺胞動物より上に位置する9グループは外胚葉・中胚葉・内胚葉をもちます。
このような生物を、三胚葉動物といいます。
刺胞動物は、外胚葉と内胚葉をもちます。
このような生物を、二胚葉生物といいます。
海綿動物は、無胚葉生物といいます。
海綿動物については、胚葉が「無い」というよりも、胚葉の区別ができないと言ったほうが正確です。
よって、二胚葉性のものはjの刺胞動物です。
刺胞動物は、進化の過程で中胚葉誘導をするようになり、三胚葉動物になっていきました。
動物界11グループの分類をおさえよう
ホヤは原索動物です。よって答えはhです。
新口動物に分類され、真体腔をもち、管状神経系と開放血管系がみられます。
ミミズは環形動物です。よって答えはbです。
旧口動物に分類され、真体腔をもち、はしご形神経系と閉鎖血管系がみられます。
ハマグリは軟体動物です。よって答えはcです。
旧口動物に分類され、真体腔をもち、神経節神経系と開放血管系がみられます。
クモは節足動物です。よって答えはaです。
旧口動物に分類され、真体腔をもち、はしご形神経系と開放血管系がみられます。
動物界11グループを様々な観点から分類できるようにしましょう。
動物の発生の過程において、原口が口となる生物を旧口動物、原口が肛門となる生物を新口動物といいます。