中1理科
5分でわかる!真空鈴
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この動画の要点まとめ
ポイント
音の正体
これでわかる!
ポイントの解説授業
音の正体はもののふるえ
私たちは、耳を使って、まわりの音を感じ取っています。
それでは、音はどのようにして伝わるか、分かりますか?
それについて学んでいきましょう。
まず、音の正体は何でしょうか?
実は、音は もののふるえ です。
もののふるえが伝わって、空気がふるえます。
空気のふるえが、耳の中にある鼓膜をふるわせるのです。
私たちは、鼓膜のふるえを音として感じているわけですね。
図には、「おんさ」という道具がかかれています。
おんさを叩くと音が鳴ります。
このときにおんさを触ってみると、手にふるえが伝わってきます。
また、音が鳴っているおんさを水に入れるとしぶきが出ます。
そのことからもおんさがふるえていることが確認できますね。
真空にすると、音は伝わらない(真空鈴の実験)
音について有名な実験を1つ紹介します。
図を見てみましょう。
ビンの中にベルが入っていますね。
ベルを鳴らすともちろん音が聞こえます。
このとき、ビンの中の空気を抜いていくと、音はどうなるかを確認する実験です。
ちなみに、プロペラと吹き流しも入れてあるのは、空気がぬけていくことが分かりやすいようにするためです。
空気が残っていれば、プロペラによって風が起きて、吹き流しがそよぐわけですね。
それでは、実際に空気をぬいてみましょう。
空気をぬくと風が起きなくなるので、吹き流しが垂れてしまいます。
音についても、空気がぬけると、ふるえが伝わらなくなってしまいますよね。
つまり、 音がしなくなります 。
したがって、この実験から、 音は真空では伝わらないということ が分かります。
今回は 音 について学習します。