5分で解ける!フックの法則に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
「おもりの重さ」と「ばねののび」の関係は、グラフから読み取る
(1)は、Aの長さが何を表しているかを答える問題です。
2枚の図を比べてみましょう。
おもりをつるすと、ばねがのびます。
Aは、そのときにのびた長さであることが分かります。
答えは ア ばねののび です。
(2)は、100gのおもりをつるしたときの、ばねののびを答える問題です。
グラフから考えてみましょう。
おもりの質量(横の目盛り)が100gのところを見てください。
そこから上のほうにたどっていくと、斜めの線とぶつかりますね。
このときのばねののび(縦の目盛り)は、12cmです。
よって、答えは 12cm です。
グラフから読み取れない問題では、フックの法則を使う
(3)は、ばねを引く力を1.5Nにすると、ばねののびが何cmになるかを答える問題です。
問題文では、1.5Nの力で引っ張ったと書いてあります。
しかし、グラフはg(グラム)で表されています。
少し難しい問題ですね。
まずは、1.5Nの力が何gのおもりの重力にあたるのか、考えて見ましょう。
1Nは100gの物体にかかる重力でしたね。
つまり、1.5Nは150gの物体にかかる重力です。
しかし、グラフを見ても、150gのときの目盛りはありませんよね。
ここでフックの法則を使いましょう。
おもりの重さとばねのびは比例するのでした。
グラフから、50gのおもりをつりさげると、ばねは6cmのびることが分かります。
つまり、150gのときはその3倍で、18cmのびますよね。
答えは 18cm です。
(4)は、ばねののびが24cmのとき、おもりの質量が何gかを答える問題です。
(2)や(3)とちがい、ばねののびからおもりの質量を求めるわけです。
しかし、今回も、グラフには24cmの目盛りはありませんね。
したがって、フックの法則を用います。
おもりが50gのとき、ばねののびは6cmです。
24cmはその4倍なので、質量も4倍になります。
50×4を計算すると、200gです。
答えは 200g です。
フックの法則に関する練習問題を解いてみましょう。
ばねにおもりをつり下げて、定規を使って長さをはかっていますね。