中1理科
5分でわかる!火山岩と深成岩のつくり
- ポイント
- ポイント
- 練習
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
火山岩と深成岩のつくり
これでわかる!
ポイントの解説授業
マグマが固まってできる岩石には、大きく2つの種類がありましたね。
地上近くでできた火山岩と地下深くでできた深成岩です。
この2つを顕微鏡で見ると、構造がまったく違うことが分かります。
まず、図の左の火山岩には、何もないすき間と大きな粒がいくらかあることが分かります。
それに対して、深成岩は、大きな粒がすき間なく詰まっていることが分かります。
火山岩のつくりを 斑状組織 といいます。
粒が斑(まだら)のようになっている、という意味です。
一方、深成岩のつくりを 等粒状組織 といいます。
同じくらいの粒の集まり、という意味です。
さらに火山岩の斑状組織には、細かく名前がついています。
図の中の大きな粒を 斑晶 といいます。
大きな粒のない部分を 石基 といいます。
それでは、どうして火山岩と深成岩のつくりは、このようにちがうのでしょうか?
火山岩は、地上の空気に急に冷やされます。
すると、大きな粒がない箇所もできてしまいます。
それに対して、深成岩は地下でゆっくり冷えてできます。
すると、大きな粒がきちんと集まることができます。
今回は「火山岩と深成岩のつくり」について学習します。