中1理科
5分でわかる!示相化石と示準化石
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この動画の要点まとめ
ポイント
示相化石と示準化石
これでわかる!
ポイントの解説授業
当時の様子がわかる示相化石、時代がわかる示準化石
化石とは、生き物の生きた跡が残ったものです。
つまり、生き物の死がいだけでなく、象の足跡やありの巣も化石となることがあります。
しかし、化石の中にも特別なものがあります。
1種類目は、サンゴやアサリなどです。
これらは限られた環境にしかいない生き物です。
例えば、サンゴは温かくて浅い海にしかいません。
そのため、サンゴの化石が出てきたら、「その地域は昔、温かくて浅い海だった」ということが分かります。
また、アサリは浅い海にしかいません。
アサリの化石が出てきたら、「その地域は昔、浅い海だった」ということが分かります。
つまり、これらの化石が出てくると、当時の 環境 がわかるわけです。
このような化石のことを 示相化石 といいます。
もう1種類は、三葉虫やアンモナイト、ビカリアなどです。
これらの生物は限られた時代にしか生きていませんでした。
ある時代にはたくさんいたのに、他の時代にはほとんどいないというわけです。
ということは、これらの化石が出てきたら、その地層ができた年代を特定することができます。
このような化石のことを 示準化石 といいます。
時代 のてがかりとなる化石のことです。
今回は「化石」について学習します。